英語で「会話」

なぜ発音ができないのか【カタカナを忘れよう】

発音

 

こんにちは、ぎんぱつです。

会話するなら当然「発音」は避けれません。私も苦労しました。その苦労の中からもっと早く気づいていれば楽になったのではと思うポイントを紹介します。

 

発音ができるようになり、「コーヒー頼んで、コーラがやってくる」、その謎も解明しました!(たぶん)

本記事の内容

  • 発音がうまくいかない元凶は?
  • カタカナもローマ字読みも発音は日本語
  • 聞こえた音が正しい発音

 

本記事を読まれるあなたへ

発音で苦労した私が実際に感じた、うまくいかない理由を書きました。

英単語の発音とアクセントは、アメリカ英語を基準にしています。

主観的な話ですが、発音に苦労されている方の助けになればうれしいです。

 

全ての元凶はカタカナ表記の日本語

 

日本語

 

カタカナ表記の日本語が発音の邪魔をする。

もうしつこく、これでもかというくらい徹底的に邪魔してきます、ほんとに・・・

 

カタカナ表記の弊害

外来語をカタカナ表記する日本語。

元々カタカナ表記されている単語はオランダ語、ドイツ語にポルトガル語などの英語以外の言語も混じっています。

発音そのものが英語由来でないものも多い。それをそのままカタカナ表記しているので、もはや何語の発音が元になっているのかわからない。

そんなカタカナ表記の単語をカタカナのまま発音しても通じるわけがない。

 

和製英語、だから英語じゃないって

そして「サラリーマン」で有名な和製英語。これって純然たる日本語なので元々英語に存在しない単語が、そもそも通じるわけがない。発音がどうこうの問題ではないのです。

「和製英語」は「英語風日本語」とか「擬似英語」とかに言い方変えてほしい。

 

多くの英単語が日本ではカタカナで表記されています。やろうと思えば全ての英単語はカタカナで表記できるでしょう。

特にIT関連用語のカタカナ表記はやりすぎです。知らん人にマウントとるためにやっているのではと疑いたくなるほど。日本語表記のほうがわかりやすくない?という単語も多いです。

 

少し脱線しましたが、発音に関しては和製英語も含めて「カタカナ表記の英単語」が一番厄介な問題でした。

発音してもカタカナに引っ張られてしまう。例を挙げるとキリがないのですが中でも有名なのは下記の単語たち。

 

英語表記 カタカナ表記 実際の発音
Alcohol アルコール アルコホー
Beer ビール ビアー
Allergy アレルギー レジ
Vitamin ビタミン ヴァイタミ
Sweater セーター スウェタア
Energy エネルギー ナジー
Vaccine ワクチン ヴァクシィン
Virus ウイルス ヴァイルス

 

意味は知っているし、英語の綴りもわかる、なのに英語の発音がカタカナ表記と大きく違うので実際にその音を聞いても認識できなかったのです。

カタカナ表記の日本語発音と英語発音との大きな差が私の発音を混乱させていたのです。

実際にしゃべりはじめると自分が日本人であることを痛感しました。

 

発音すると、とにかく頭にこびりついているカタカナ英語がまず口にでてしまう。知っている単語ほどカタカナの発音に引っ張られてしまい、もう訳のわからん発音になります。

そもそも日本語の発音であるカタカナで英語を発音するんですから、そりゃ通じるはずがない。カタカナ英語からの脱却が必要です。ではどうやって脱却するのか?まずはカタカナは日本語なんだと意識しましょう。

そしてもう一つの元凶はローマ字読みです。

 

 

ローマ字読みは日本語です

ローマ字読みが邪魔をする。

カタカナを含む日本語を外国人にわかりやすくするために使用するローマ字。発音記号の役割もありますが、今度はローマ字の発音に引っ張られる。

 

ローマ字、初めて習ったころはなんか英語が理解できたような錯覚をおぼえ嬉しかったなあ。

 

でもこれもカタカナ表記の単語同様に発音の邪魔になります。ローマ字って日本語にアルファベットをあてただけで発音は日本語そのまま。アルファベット使って日本語の発音を表記しただけなので、これに引っ張られて発音しても通じるわけがない。

わかりやすく言うと、「You Tube」を「よう つべ」と言うような感じでローマ字に引っ張られる。

 

「ビタミン」など上述に挙げた例だと、カタカナ表記とローマ字発音がとにかく邪魔をしてくる。

と思えば「アルコール」の英語発音なんかはローマ字読みに近いものだったりともう何がなんだか。

発音を邪魔する元凶

  • 和製英語を含む、カタカナ表記の日本語
  • ローマ字読み

で、最終的にカタカナ英語とローマ字の邪魔を排除する方法は一つだけで、聞こえた音をそのまま発音することでした。

 

カタカナ英語からの脱却方法

  1. 聞こえた音をそのまま発音する
  2. カタカナとローマ字読みは日本語

 

解決法はこれでした。当然といえば当然。だって誰もカタカナ表記の発音でしゃべっていないし、そもそもそういう風に聞こえない。なら聞こえたままをそのまま発音すればいい。

改めて表を見ると、赤字が実際に聞こえた発音。

 

英語表記 カタカナ表記 実際の発音
Alcohol アルコール アルコホー
Beer ビール ビアー
Allergy アレルギー レジ
Vitamin ビタミン ヴァイタミ
Sweater セーター スウェタア
Energy エネルギー ナジー
Vaccine ワクチン ヴァクシィン
Virus ウイルス ヴァイルス

太字がアクセント部分、小文字は余韻だけで発音している部分

 

まあこれも無理くりカタカナで表記しているのですがそれでも従来のカタカナ表記とはずいぶん違う。こっちに寄せて発音するだけでもかなり英語に近くなります。

もっと英語に近づけるには個々のアルファベットの発音とアクセントの理解が必要ですが、まずは聞こえたままの音を発音していこう。

参考記事 >> なぜ発音ができないのか ②【コーヒーとコーラ】

 

 

 

まとめ:聞こえた音が正しい発音

 

聞こえた通りに発音する。まさにこれだけなんです。

最低限のアクセントだけは意識して聞こえた英語をそのままに発音しましょう。カタカナとローマ字は日本語です。

 

「コーヒー頼んで、コーラがやってくる」は、次の記事で謎の解明です。

読んでいただき、ありがとうございました。

 

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