空港のトイレサイン 北米は黄色と黒色の組み合わせが多い
こんにちは、ぎんぱつです。
海外へ行き、降り立った空港で一番最初にいくところ、それはトイレ。
入国審査よりも税関よりも先に行く人多いと思います。
そこで感じる、文化の違い・・・ここから旅行が、新生活がスタート!
大げさではなく、事実私はそう思ったんですよ。
本記事の内容
- 初めての海外トイレ どんな感じなのか
- 男女共用トイレの衝撃・安宿での話
- 洋式便座への抵抗、和式の偉大さ
本記事を読まれるあなたへ
私が初めて体験した海外トイレのお話です。
体験自体は昔の話ですが、今と比べても現地の状況はそんなに変わっていません。
異文化の感じ方は人それぞれなので、ひとつの見解として軽く読んでください。
一日何回もお世話になる、そんな場所のお話です。
初めての海外トイレ・バンクーバー国際空港
初めての海外でカナダへワーホリに行くとき、いろんな情報を集めましたが、それほどトイレについては意識していませんでした。日本よりは汚いとか、公衆便所は危険とか、そんな話は聞いていましたが。
そして、冒頭に述べたように最初の異文化体験はバンクーバー空港のトイレでした。
高い、こう思いました。男性小便器の位置がです。15cmくらい日本より高いのでは?
なんか、局所に便器が迫ってくるような感覚で、少しびっくりしました。幸い身長が178cmあるので、用を足すのに問題はなかったのですが。
男性小便器だけではないです。洋式便所も全体的に日本より腰掛け位置が高いです。
当然、場所にもよるのですが、公共のトイレはその国の平均身長に合わせて作っているようです。知り合いの小柄なおじさん、身長155cm、は「腰掛けると足が浮く」と言ってました。
おお、これが海外かあ・・・初めての異文化体験です。思えばまだ心に余裕はありましたね。その日はとりあえずバンクーバー市内の安宿へ向かいました。
追記:バンクーバー国際空港には2018年にも訪れましたが、やっぱり便器の位置は高かったです。
男女共用トイレの衝撃・便座の共有?
安宿のバストイレ ほんとにこんな感じでした 右側はシャワースペースです
小学校のころ、学校で大便しただけで不本意なあだ名をつけられたトラウマから外出先では極力大きいほうを我慢し、家や職場のトイレくらいしか免疫がなかった私。
初めての海外で、安宿のトイレを使用する。
カナダ初日、海外初の宿泊先はバンクーバーのチャイナタウンにほど近い安宿でした。ここに至る経緯も色々あったのですが、ひとまず宿泊することに。
見た目も怪しい安宿にドキドキしたのですが、この先のワーホリ生活を考えて節約は必須。なにせ、航空券だけ用意して、滞在先も仕事も英語学校もなにもかも、決めずにやってきました。
古い建物の地下の一室があてがわれました。薄暗く、電球のあかりがやけに寂しく感じまるで独房・・・そんな中、大きいほうの生理現象を感じて、トイレにいくことになりました。
トイレへ行くと大柄の白人女性が出てきました。軽い会釈で「どうぞ」って感じだったのですが、その時の私は愕然としました。
え、男女共用・・・?
家族以外とトイレの共用なんて初めて、安宿なんで仕方ないんだけど。確認したが男性用、女性用の区別はなくやはり共用・・・
もちろん、便座にカバーはなく中には土足で入るしなによりもさっきすれ違った赤の他人が座った便座に腰掛ける・・・
もうそれが、ムリムリムリムリムリ、でした。
感じていた生理現象は一瞬でふっとび、その後、生まれて初めての便秘を経験することになりました。
消毒して使うなど対応はいくらでもあったのですが、当時の私には受け入れがたいものがあったのです。
洋式便座の共用・和式の尊さ
そんな、大げさな・・・と思う人もいるでしょう。
でもね、家族以外とがっつり便座の共用は経験がなくバスルームの汚さにも圧倒され、私のおしりがあの便座に直接触れる・・・というのがきつかったのです。
そう考えると、和式便所って意外にも肌の接触がないので清潔なのではと。
コロナの件も考えると、和式便所の復興!みたいにはならないのかな。洋式しか使ったことがない人も、和式でも用を足せるように練習しておこう。
選択の幅は広がる。
まとめ:慣れるしかない
最初のカナダを皮切りに、そのあと10年かけて世界中のトイレを使用してきました。今じゃ多少の汚さくらいでは躊躇なく使用できる体になりました。慣れってすごい。
異文化ファーストコンタクトは、空港のトイレ!現地到着したらぜひ使ってください。
それでもある国では、この経験を余裕で追い越す衝撃を与えてくれました。
またそれは別の記事で紹介します。
読んでいただき、ありがとうございました