こんにちは、ぎんぱつです。
英会話を勉強しているあなた、目的や目標ありますか?
いろんなゴールがあると思います。でも英会話では、「英語がしゃべれるようになりたい!」というだけではしゃべるようになりません。
なぜなのか、苦労して英会話できるようになった私が考える理由をお話します。
本記事の内容
- 目的や目標が「しゃべりたい」だけではダメな理由
- 本当に「しゃべりたい」ならその先を考える
- そもそもゴール設定は必要なのか?
本記事を読まれるあなたへ
なんとなく「しゃべりたい!」という目的で勉強していた私が一向にしゃべれるようにならず、「何か違うのでは?」、と感じたことを書いています。
すでに明確な目的と目標を持ち、成果を出している方にはぬるーく感じる内容です。
なんとなくゴールが「しゃべりたい!」という方の参考になればと思います。
目次
「しゃべりたい」という目的や目標がダメな理由
まずは、目的と目標の違いについて。
目的・・・最終的なゴール
目標・・・ゴールへ到達するための段階的な複数の指標
目的に向かって、目標という階段を一つ一つ上がっていくイメージです。これを英語をしゃべることに置き換えると、
目的・・・英会話できるようになる
目標・・・TOEIC 500点代の獲得、英検 2級取得、英会話スクールに通うなど
このような感じでしょうか。でも私もそうでしたが目的と目標がごっちゃになることが多く個人的にはどちらを設定してもいいかなと。ただ目的か目標にしても、「しゃべりたい」だけではダメだと思います。
その理由は、外国語をしゃべる = 何かを達成する手段の一つ、だからです。
言語、外国語をしゃべるというのは手段の一つです。道具のひとつです。その「道具 」=「英会話」を使って何をするか、を目的か目標にするのです。
「しゃべりたい」というだけでは上達しないです。(経験済)
例えば、「包丁」という道具を使っておこなうことは、
「包丁」という道具を使うと・・・
- 野菜をカットする
- 肉をカットする
- 魚を三枚におろす
- 結果的に料理が上達する・・・目的達成
これが「英会話」だったら、
「英会話」という道具を使うと・・・
- 日常生活に困らない
- ビジネスの場でも困らない
- 世界中の人とコミュニケーションがとれる
- 結果的にアメリカで起業できた・・・目的達成
あなたは「道具」=「英会話」を使って何をしたいですか?
「包丁を使いこなしたい」→真の目的は、「料理が上手になりたい」
「英語がしゃべれるようなりたい!」→真の目的は、「????」
日本語はいつ勉強したか?
日本語をいつしゃべれるようになったか、覚えていますか?
私は覚えていません。気が付いたらしゃべっていました。「しゃべりたい」という欲求はあったのかも。
でもそれよりも必要だから、しゃべれるようになったと思います。
じゃあ、あなたに「英会話」はそもそも必要なのでしょうか?
なぜ、しゃべりたいのですか?この部分を深く考えると、本当の目的がわかるかも。
本当に「しゃべりたいなら」その先を考える
「包丁を使いこなしたい」でも「包丁を使って何かをしたい」とは考えていなかった。
「英語はしゃべりたい!」
でも「英会話を使って何かをしたい」とは考えていなかった。
「包丁」も「英会話」も単なる道具です。
「料理ができる人」はすでに「包丁」を使いこなしています。
「????できる人」はすでに「英会話」を使いこなしています。
この「????」の部分を決めてください。
目的と目標を立てるなら、「英会話」を使って何を達成したいか、を考えるべきです。達成したい目的はなんでもいいです。あなたのモチベーションが維持できる目的を決めてください。
そのゴールを達成したい気持ちが強いほど英会話は上達します。
そもそもゴール設定は必要なのか?
ゴール設定は必要です、必ずあったほうがいい。だって、何のためにしゃべるの?
ただ単に「しゃべりたい」だけでは挫折します。
英語、しゃべれたらいいなあ、カッコイイかなあ、便利かなあ・・・
はじめの頃は、こんな風にぼやーっと考えていました。
明確なゴールがないと挫折します。挫折というよりも、ぼーっとしてしまう。
・やる気の維持ができない
・しゃべれるようになったら何をするのか考えていない
私の場合は、何の上達もないまま、のんべんだらりと時間が過ぎていきました。勉強はなんとなく続けていたのですが、いろんな情報に接する間に、目標が「しゃべりたい」というだけではダメなんでは、と考えました。
「しゃべりたい!」という強烈な欲求
ゴールは、「英会話」を使って何をしたいか、を考えるべきです。
と書いたのですが、実は「しゃべりたい」という欲求だけでしゃべれるようになる人もいます。
「しゃべりたい!」という強い欲求
- 恋愛感情による欲求
- トラウマになるほどの強烈な挫折
- もうどうしようもない状況
恋愛感情による「しゃべりたい!」
説明は不要ですね。好きで好きで仕方のない状況です。ただ、好きな人と「しゃべりたい!」だけです。
その好きな人が英語しかしゃべれない場合は、「しゃべりたい!」の欲求が強烈になってすごいパワーが発揮されます。
ゴールはズバリ、「好きな人としゃべりたい!」です。
この方法はとても魅力的なのですが、気を付けることや注意点もあります。状況によってはそれほど上達しないからです。
参考記事 >> 執筆中 海外恋愛事情【かなり個人的見解】
強烈な挫折、失敗、恥をかく
- しゃべれなかったことで、好きな人の前で恥をかく
- しゃべれなかったことで、英語のプレゼンで失敗する
- しゃべれなかったことで、誰ともコミュニケーションがとれない
- しゃべれなかったことで、ハンバーガーひとつ注文できない
こういった挫折や失敗、時にはトラウマにもなるほどの負の経験は、あなたの「しゃべりたい!」という気持ちに火をつけます。逆に、英語を大嫌いになる人も多いので注意!
もうどうしようもない状況
高校時代に友人がアメリカに留学しました。いきなり寮生活からスタートしたのですが、日本人は誰もいません。
英語という言語しか存在しない環境です。最初の2,3か月は、人に会うのも嫌になるほど辛かったそうです。
これが「もうどうしようもない状況」です。逃げ場なし、英語をしゃべるしかない。友人はその後段々としゃべれるようになりました。
そして私も状況は違うのですが、「もうどうしようもない状況」に身を置くことになり英「会話」できるようになりました。
【参考記事】 >> どうやって、英「会話」できるようになったか【体験談】
まとめ:「英会話」を使ってなにをするか考えよう
「英会話」を使って何をするかを目的、ゴールにしましょう。
なんとなく「しゃべりたい」では、しゃべれるようになりません。
ましてや日本語環境で生活していると、ますます難しいです。
「英会話」を使って何をしたいかが思いつかないのであれば、勉強する必要性がないのでは。思いつくまで英会話から離れていてもいいと思いますよ。
無理して勉強しても続かないですから。
読んでいただき、ありがとうございました